「フランスは好き?」「日本は好き?」というよくある質問

「きれいなおねえさんは、好きですか。」
昔のパナソニックのこのキャッチコピーは天下一の愚問である。
とはいえ、「はい」と答えても「いいえ」と答えても誰も傷つけない構造になっているのはさすがは天下のパナソニックの販促。
「はい」と答えれば当然だよねということになるし、「いいえ」と答えればブス専だけど人ときれいなおねえさんを奪う戦争をしなくていいね。ということになる。

この愚問よりもさらなる愚問がフランスにも日本にも存在する。
それは「フランスは好きですか?」「日本は好きですか?」というよくある質問である。

日本人は特に白人に「日本が好き」と答えさせ、さらに日本を褒めさせて悦にいるのが好きだし、フランス人も「フランス好き?」とよく聞く。いい子いい子してもらいたくて仕方がない、みっともない両者の性質である。
そして、こう聞く人間は「好き」と答えが返ってくることを120%期待しており、「いいえ。」或いは「嫌いです。」などという答えが返ってくるとは夢にも思っていない。
捻くれ者でもない限り、回答者は「嫌い。」などとは言えないから、無意味な誘導尋問でもある。

ちなみに、日本人は悦にいるだけのものを感じないから、非白人にはそんな質問は投げかけないと思われるが、 逆にこの愚問を投げかければ「好き」と答えてくれる非白人も意外なところにこそ沢山いるはずだ。日本マニアの韓国人は何人も知っているし、博士課程のある中国人は、我々中国の若者は日本文化が大好きなんだと言ってとうとうと僕に日本愛を語り始めた。先ず彼は小野リサのボサノヴァが好きだが、中国で小野リサは有名なようで、これは本当にセンスがある。

この彼が日本への愛を込めて力説してくれたのが、中国の若者の性の目覚めは日本のAVとともにあるということだ。
確かに中共が官能的電影有限公司などという企業を作るとは思えないから、中国人は日本のAVの恩恵を受けざるを得ない。FacebookもなければGoogleもなければTwitterもない、非常に息苦しい情報統制の中共社会の中の中国人といえど、現代人としての性への接し方もあれば、さすがにこれは規制されていないと見えみんなAVを見ているそうである。

さて、先日の天安門事件30周年ではメディアも含めフランス人の皆が中国の人権蹂躙に激怒し大々的に議論があったが、ならば、中共の情報統制や圧政に苦しむ中国人民を救うべく、政治小説のように政治AVを作って、天安門広場で中国の若者が性を謳歌していたら戦車隊が来るというような、天安門事件を想起させるようなAVとか作ったらどうなるのかなと考えてしまう。CGがあるからどうにでもなるでしょう。僕監督しましょうか。
仮にこれをして中共が全AVを中国国内から視聴できないように駆逐したら、これで一気に全中国人男性の砲塔に憤怒の火がつき、自由を求めた革命が起こるかもしれない。数億人の男が立ち上がれば勝利は確実である。

彼は、僕が何も聞かないでもこうして日本文化愛を述べ、AVに感謝してきたから、私は日出ずる処の臣下を代表して、彼の「謝々」を椅子に腰掛けたまま「苦しゅうない」と労っておいた。

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