パリ VS フォンテーヌブロー (3) 〜行きつけ開拓。やっぱり音楽!伝説の世界的ギタリストのひ孫発見〜

街の中心にある飲み屋街から自宅までは徒歩3分。
そして、何せ軒数が少ないのだから、反復して開拓するのは簡単である。

僕はどこに行こうとも唯一のアジア人であり、下手をすればただ一人の外人だから、一発で顔は覚えてもらえる。そういう意味では、この街で、目に見えて異質な外人であることはアドバンテージかもしれない。

さては、行きつけ一軒め。
木目と石壁のコントラストが絶妙の、激狭おしゃれバー。
ここには、カウンターがあり、清潔で、地下にはカーブ(洞穴的地下室)がある。

ビールとカクテルの値段も適切。
ここのオーナーマスターは30代ぐらいの男二人で、ニコとケビンという、人柄もいいし、極めて優しい女性的なマスターだから、ゲイかバイかも知れない。
かといって、客層は、そういうことはない。

小洒落た店だから客層も小ぎれいな若者か中年層が多く、いい雰囲気である。

ここでは、月に一度、フォンテーヌブローのギター学校が主催する、ジプシージャズのジャムセッションがある。
ここに行ってみて、歌い手は僕しかいなかったが、セッションをさせてくれた。

All of meという、ジプシージャズでも良く演奏されるジャズのスタンダードを奏でている時に、「お前入ってこい!」と、ギターの若校長。

音楽は人と人とのバリアを一気に取っ払う。

校長がノってきて、もっと歌えと3曲も歌わせてくれ、僕はジプシージャズは今まで未知の領域だったが、いいものだなと感じた。
歌っていうのはスパイスとしていいもので、インストゥルメンタルばかりのライブで歌が入れば、メリハリがつくから歓迎されることも多い。

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