パリ VS フォンテーヌブロー (2) 〜本格始動、即エンスト!夜遊び in フォンテーヌブロー〜

どうしても、移民に生まれたアジア系フランス人とは違って、僕は動き方とか、服装が全然違う。口を開けば、アラブ移民や黒人移民やチャイナ移民が話すフランス語とは違う訛りをする。

だから、いくらフランスが移民国家といっても、僕は、フランス生まれの移民ではなくて、外人とすでにバレている。

こうして、訳のわからないアジア系外人から、その垣根を超えていく作業が必要になる。

下手でもフランス語でバーの人と話す。ちゃんと礼儀正しくしておく、この反復で、敵ではないことを理解させる。

ついで会話の中で、日本人であることが自然と知れていけば、根底には社会の中に外人全般への差別があり、地方都市では尚一層当然だとしても、日本人は憎悪を伴う差別の対象ではないから、被差別的な立場は表面的かも知れないが脱却できる。

むしろ、フランス人は日本好きだから、そこは相当楽。

こうして、「怪しい外人」から「日本人の男」になり、身の上話でも聞かれれば、もうほとんどバリアはない。

あとは、フォンテーヌブローに住む日本人たる一個人としてみてもらっていけば良い。

フォンテーヌブローで夜遊びに繰り出し始めた僕だが、自分が本当に好む類のバーがないということで、エンストした。

しかし、こういう酒場しかないのだから仕方がない。もう一度エンジンを吹かして、行きつけを開拓する。

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