フランスにいると欲しいもの。

フランスのスーパーで買ったわさび味の豆を食いながら日本の味に舌鼓をうつ。Made in Chinaなのが癪だがこの「Tanoshi Japon 楽」というメーカーは相当良質に日本の味をコピーしている。目隠しをして「でん六豆」の新製品ですと言われたら間違えるかもしれない。

日本企業が海外進出にもたもたしているから、こうしてフランス人の日本びいきにかこつけて、目ざとい中華帝国が文化侵略をするのだ。ヘンテコ寿司屋&焼き鳥屋が全て華僑の店なのと同じである。

とは言え、申し訳ない。このわさび豆を買ってしまい、食べると悔しいかな口がほっとする。体は正直である。かくして、こちらで欲しくて夢想するものを思いつくまま列挙せん。

日本酒
中国人がパイ酎なるまずい蒸留酒をジャパニーズサケと称してエセ日本食屋で売るためにまだまだ市民権が低く誤解されている日本酒。本物も出はじめたが、四合瓶で30ユーロぐらいするから気安く買えない。純米酒ならワンカップでもいいからアサヒビールのようにこちらで普通に買えるようになって欲しい。

美人でエレガントな日本人女性
今は懐かしヒゲの殿下の御言葉。「イギリス女の巨乳は見飽きたから日本人の貧乳が良い。」西洋に住むことは、バタ臭いどころではなく、実際バターの中に暮らすわけだから、何につけ醤油風味が欲しくなる。
バターご飯も醤油を垂らすから絶妙なのであり、味噌バターラーメンも味噌との折衷だから旨いのである。バターOnlyご飯。バターラーメンなど食えたものではなかろう。
嬉しい小話をば一つ。こちらでは珍しい美人な日本人妻の知人二人も日本の男の人のかっこよさに気づいたと言っていた。彼女らは和洋対応型美人だからフラットにものを見ているので、日本でモテなかった恨みから「日本の男はロマンチックではない!欧米の男は素敵!」などとは言わない。つまり穿っていない場合は、外に出ると祖国の人間の良さに気づく。
尚、欧州においてはイギリス人とフランス人は容姿がすぐれないことで有名である。たちの悪いことにフランス人は自分たちはファッションセンスに富んだイケメン美女大国と吹聴し世界にイメージとして打ち出すことに成功したが、大ボラである。真のファッション美男美女王国はイタリアである。
かつて日本人CAの方とお互いのタイプがいたら言い合おうねとパリの街を歩き倒したが、結果はお互いゼロで閉口した。アランドロンは唯一の例外で、あのような男は一人もいなければ、女も同様。日本で言ったら李香蘭的なフランスのディーヴァにダリダというのがいてこれは美人だが、実はイタリア人である。イヴモンタンとてイタリア人である。

php0tFcXI.jpgDalida19673_(cropped).jpg

ウォシュレット
平成生まれの私はこれに生まれてから親しんでおり、やっぱりウォシュレットは気持ちがいい。イタリアだと、バスルームにおいては便座の横にビデというケツ洗い用の便器がありこれは素晴らしい。しかもビデだと石鹸でお尻を洗えるから、お尻のみシャワーを浴びたような感覚がしてとても気持ちが良い。フランス人は不潔好きなのでビデがない。

全自動湯沸かし器付き風呂釜
風呂釜がないと疲れが取れない。

急に冷たくなったりしないシャワー
シャワーが冷たくなったりすることがあり、温水の供給が安定しないことが多い。冬場には罰ゲームである。

日本のトイレットペーパーとティッシュペーパー
こちらのトイレットペーパーとティッシュペーパーは硬い。値の張る良いものでも硬い。渡仏一年目にそのおかげで痔になったが知らず知らずのうちに体が順応して治癒した。乾布摩擦をして皮膚を強くするのと同じ原理のフランス式便所紙アナル硬化法則である。私がたまたま同性愛者でなかったことは不幸中の幸いである。

綺麗な公共の場のトイレ
家以外のトイレはすこぶる汚いことが多い。日本ではトイレに困ることはない。

網戸
虫を部屋の中に入れないという発想がないフランスには網戸がない。網戸が欲しい。

エアコン
バルコニーが通常ないフランスの建築では室外機を置く場所がないから酷暑の中エアコンもない。エアコンは健康のためにも現代の必需品である。

カテゴリー: エッセイ パーマリンク

コメントを残す