第一外国語をイタリア語にし、ついでにカタカナ外国語表記も駆逐せよ

試しに、電動式階段を英語とフランス語とイタリア語のカタカナ表記から比較してみる。

英 : Escalator エスカレーター

仏 : Escalateur  エスカラトゥール

伊 : Scala mobile スカラ モービレ

エスカレーターと発音すると英語本来とは大きく異なり、エスカラトゥールではフランス語にならず、スカラ モービレはそのまんまの発音でイタリア人に難儀なく伝わる。

このように、イタリア語は、Rを巻き舌にしRRはさらに巻くとかの注意点はあるが、カタカナ発音で何とかなる希少な外国語であることは間違い無く、発音もイタリア語と日本語は近いから、日本人が苦なく話せる言葉なのである。

僕はイタリア人に、多分おべっかではなく、発音がいいと褒められたことがたくさんあるが、他の言語では、幼少期の耳の良い時期に習得したとか、よほどの天才でない限りは、このようには行かない。

挨拶を比較してみても、

Bonjour!を鈍らずに発音することはむずかしく、フランス人なら僕のBonjourを聞いただけで、外人だと判断する。Good morningも完璧な発音で発語するのは相当難しい。

しかし、CiaoやBuongiornoはそういうことはない。

イタリア語で僕が鈍らざるを得ず、苦痛を覚えるのはFamigliaなどのgliであり、これだけはできないと思われる。ただ、僕はFamigliaをファミッリアと発音せざるを得ないが、これでも伝わるから大丈夫。

やはり、発音に関しては、自分の中で一番しっくりくるのがイタリア語であるし、これは間違い無く日本生まれ日本育ちの日本人全員に当てはまると信じている。

また、日本語でも外国語でも論文レベルの文章を書くのは難しいが、一番語学に必要な話すというレベルにおいて、日本人にとってのイタリア語は、鈍りのせいで相手に伝わらないという心配もほぼ要らないし、単語をある程度覚えて、現在過去未来程度の動詞の活用を何とかマスターしてしまえば、かなり話せるようになる。

また、そこから外国語は自分には話せないという思い込みを脱却し、多少自信をつけて、近隣のスペイン語やフランス語に行くも良し、単語に性別もなければ、動詞の活用が遥かに西洋言語の中では少ない英語の気楽さに目覚めるのもよし。

僕は、日本人にこそイタリア語をお勧めする。

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