フランスで国鉄沿線に住む地獄 〜カリカリおばさん・カリカリおじさんとの遭遇〜

しかし、国鉄は、首都圏急行鉄道RERやパリのメトロより快適とは言え、やはりフランスの交通機関のことだから、何にもないわけはない。

遅延なんて当たり前。

僕が「フランス人は電車もまともに運行できねえな」などと皮肉ると、腹立たしいことに、フランス人たちは、「これは私たちのラテンの血」とか言うけれども、奴らはイタリア・スペインなどのラテン人とは違う。

イタリア人などのラテン人が笑いやユーモアに富むのに対し、フランス人は、とりとめのない議論をグジグジグジグジやるタイプで、爆笑なんか起きない人たちだから、ラテン人ではない。

歴史的にも、フランスの臭くて不味いタバコがゴロワーズ(ガリア人)というように、ガリア人であり、ローマに支配された連中なので、ラテン人なんかではない。

このガリア人の成れの果ては、変なプライドばかり高くて困りものだ。
電車もまともに運行できない、自虐はしない、ユーモアない、サボる、自分の責任じゃないと言って逃げる、むっつりスケベ、自分の意見が高尚で正しいと信じる。などなど、そういう性質がフランス人の特徴である。

奇跡的に近い将来ゲルマン民族大移動2が起きて、彼らがさらに南下をして初めて、フランスの交通は発展し、文明国として花開くに違いない。
然もなくば、新生ローマ帝国がフランスを征服すれば、ユーモラスな国になるかもしれない。いや、太陽ないから無理かな。

 

国鉄で何が困るかと言えば、列車の遅延・運休やストライキのみならず、延々と工事だなんだと言っては、バスの振替輸送などに変わることである。
問題はこれが1日のことではなく、毎日続いたり、工期がエンドレスに伸びていくことにある。

僕の利用する路線は、工事のため、去年の末には週末限定で、23時以降の電車が途中駅のムーラン止まりとなり、バスの振替輸送になっていた。それで終わるとアナウンスされていたのに、ジリジリ伸び、また、1月の終わり頃から、全ての曜日の23時以降の電車がバス振替になった。

しかし、こういうのがフランスの不可解でお粗末なところだと思うが、電車はムーラン止まりになり、その先ノンストップで終着駅まではいくので、そこに行く旅客だけは乗れるのである。
ムーランより先、終着駅手前までの通過駅の人間たちだけ、ムーランで降りて、バスに乗らなくてはいけない。

 

バスの振替輸送は、余計時間がかかるし、毎日パリへ通っているような会社員の疲労を増大させているようである。

フォンテーヌブローは22時が終バスだから、パリで夜遊びしたら30分の徒歩確定であるが、空気はいいし星は見えるし、酔い覚ましに歩いて帰るのも悪くはない。

しかし、ムーランでバスを長時間待って、バスに揺られて、フォンテーヌブローの駅に着いてから歩くというのは流石に疲れる。

僕はラテン人ぶりたいガリア人のやることだからそんなものと、ゲルマン人の移動が起こることを星に願いつつ、完全に諦めているが、毎日この状況に追い込まれている人たちのイライラは尋常でない。

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