今どき珍しカトリック美女と語らふフランスの今昔【3】 〜無神論と宗教みたいなベジタリアン旋風の中で編〜

むしろ、今時無神論者の方がカトリックの人より、食物連鎖の内部に人間が存在している本質をも忘れ、声高に動物を殺すなと叫ぶから、ラジカルな気さえする。

日本はベースが神道だから、一番日本人が多様性や共生共存というあり方を自然と会得しているし、他文化にかまわず、価値観を独善的に押し付けることもない。
神道に裏打ちされる日本と、一神教に裏打ちされるヨーロッパ世界は、こうも感性が違うのだと、カトリックの君と、ベジタリアンの押し付けの迷惑を一緒に考えて、わかった。

めちゃくちゃ鬼畜な問題発言だが、僕が最近言っているのは、「別に自分一人で、ベジタリアンをやっているのは構わないが、押し付けたりそうでない人を差別して、社会的にプレッシャーをかけてくるなら、そういう奴は、本当に、武器不携帯で、自分の力だけで、サバンナの砂漠でサバイバルすべきだと言っている。どうせ、ライオンやチーターに喰われるから、そうすれば、人間様である自分が餌になって死んで行くという恍惚の中できっと死ねる。これがベジタリアンの心構えであり、最期に泣き言を言わないでほしい。」と。
彼女は爆笑して同調してくれた。

今は無神論とヴェガンが席巻するフランスではあるし、この人たちは一神教の弊害を引きずり全体主義になりがちだが、フランス人といえども一枚岩ではない。麗しの隠れキリシタンがまさかいた。

これから僕らは、ヴェガンのふりして、ヴェガンのイベントに参加したり、無神論者のふりして、そういう会合に潜入してみたり、色々潜って行こうぜということになった。

フランス版伝統主義者で麗しのパリの隠れキリシタンの女と、日本版伝統主義者で神道と法華宗ごちゃ混ぜの男が、パリの若者では珍しく無神論でないというところで意気投合し、一層仲良くなり、彼女は自分がカトリックと打ち明けたり、フランスの現状への批判とかをタブーなく話せるから良かったと言ってくれた。
というように、日本人だから、却ってよく、フランスのタブーの裏側が見える、フランス人が本音をぶつけてくれるといういい点がある。彼女と色々見て回れば、もっともっとフランスの社会科見学と分析ができそうだと、楽しみにしている。

そして、きっと、僕がフランスを通して日本を知るように、日本を通して、フランスを知り、フランスに問いを投げかけてくれるのではないかと期待している。

残念なのは、あんなに綺麗で気も合うのに、ちょっかいをだせないことです。

カトリックですから。

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