なぜにフランスでは精神病が多いのか 〜4人に1人が精神病のフランス人、陰と陽・チェットかシナトラか〜

フランス精神病者の割合

フランスで、精神病のことについて考えさせられる出来事に遭遇し、これを機に、フランス人の気質(南仏人を除く)は、どうしてこんなにも根暗で、陰気で、精神病の人が多いのかということを、ちゃんと調べて、自分なりに分析してみる気になった。

確かに、私の周りを見ても精神病の人はままいる。
大学の先生方に聞いても、Fragile(フラジール)な人がフランス人には多いということを聞くし、現に生徒と接していても、極めて精神的に弱い人が多いのは見て取れる。これに、対応することもある。
そして、生徒のみならず、フランス人の先生方の中にも、医者から処方された向精神薬を飲まないといけないことを公言する方も多いと、ある先輩教師が言っていた。
精神病で授業中に発狂したり、休職した人も知っている。
また精神的にキテいて薬を飲んでいることを公言する人も多いことから、なんとなく考えるに、フランス人は睡眠薬とか抗うつ剤を飲むことを普通とするきらいがある。

また、悲しいことに、いた世界が悪かったばかりに、ゲイ差別とアジア人ハーフ蔑視を苦に、公言してMDMAを常用していた、僅かばかりの仕事仲間の、躁鬱病でゲイの知人が本当に自殺してしまったこともあった。
僕は自然物のマリファナならまだしも、化学物質の麻薬はやめたらと数回言ったし、なんとかいろんな人に尋ねて、二丁目かなんかのゲイバーのマスターあたりで働けるようにしてやるから心配すんなと何度か打診していただけに、運命とはいえ、今でもこの二十歳で散った知人を思い出すと、儚い気持ちになる。
そして、今もうつ病の自殺願望者も知っているし、精神病の生徒も数名いる。

無論、日本とて例外ではない。現代日本社会においてはうつ病の人も多いし、自殺も多い。
これは、日本人本来の楽天的な浮世の性質を、モーレツ社員とか、社畜とか体育会系礼賛みたいなものに代表される近代化の歪みが、日本人の本質を圧迫していることが原因に思える。

それにしても、フランス人は何か闇を抱えていることが見え見えの人が実に多い。

アルツハイマーや精神病など、脳系とされる病の専門機関が連合した、ちゃんとした医学機関たるフランス脳研究連合は、フランス人の4人に1人が精神病という分析を出している。
こんな権威にこれを提示されたら、フランスが陰気な国であることに納得せざるをえない。

心の病は、4人に1人、フランス国民の27%に降りかかっており、そのうち75%が、25歳以下で発症しているという。

彼らの定義する、精神病の種類は、大きく、境界性パーソナリティー障害・統合失調症・双極性障害(躁鬱病)・強迫性障害・自閉症。
自閉症は25%が子供の頃に発症すると書かれているものの、日本人の感覚からすると、精神病というより知的障害な感覚がしてしまうのが否めない。
精神病を引き起こす原因としては、ドラッグやアルコール、金銭事情などがあるという。

これだけ精神を病んでいるフランス人が多いのは、こちらに住んでみれば、一目瞭然である。


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