なぜにフランスでは精神病が多いのか 〜4人に1人が精神病のフランス人、陰と陽・チェットかシナトラか〜

陰のフランスー陽の日本

フランスでは日本は “Le pays du soleil levant (日出づる国)”と、新聞なんかでも普通に言われるが、実に日本は太陽に恵まれた国である。
梅雨や雨季はあれど、数日間も太陽が拝めないなどという日はないし、冬といえども、澄んで乾いた空気に遠くの山々を見渡せることも多い。

対して、フランスの秋と冬は、半年近く、太陽にお別れしなくてはならず、これが実に堪える。気分は滅入るし、日光を浴びないから体のバランスが崩れやすく、多くの人がビタミンDのサプリを飲まなくてはならない。
また、気持ちよく晴れることも夏を除けばないから、年に9ヶ月近くは鬱陶しいのである。

ということで、太陽が人間の気分に与える影響は確実にある。
得てして太陽のある国の人間は、陽気でオープンでよく笑う。

また、太陽の有無、太陽に育まれた陽気な人間が社会にいるかいないかは、社会全体の雰囲気に左右する。

例えば、どうして南仏以南のラテン民族のフランス人、イタリア・スペイン・ポルトガルの連中が、あんなにも朗らかで、ユーモラスなのかということを考えれば、これは一重に太陽を年がら年中浴びて育ってきていることに尽きる。

フランス北部の人間は、みんな根暗で、爆笑とかがないし、話もネチネチしているし、ユーモアもないし、陰のオーラしかないことが普通である。

日本人は、よく無口だなんだと馬鹿にされる東北の人間とて、僕の知っている限り割にユーモラスだが、これも太陽のおかげであろう。面白俳優大泉洋も北海道出身。根暗のかけらもない。

陽気な人間が、社会を明るくし、人々を惹きつけるというのにちょうどいい例を、2019年の読売ジャイアンツにあげてみる。

失礼だが、あまり陽のオーラのしない高橋由伸に代わり、今年は原辰徳が監督になった。
たまたまYoutubeで引っかかって面白いと思った原辰徳のミーティングが、彼の陽を物語っている。陰になっても陽でいこうと。
原辰徳の言っていることは、理論的に意味不明だが、雰囲気がすこぶるいい。やっぱり長嶋監督の系譜を引く、巨人軍の要人なんだなと思う。この系譜の次は、誰になるのだろうか。

巨人軍、陽の4番サード。

監督が変わるだけで、これだけチームという共同体社会の雰囲気が変わる。
そして、元木や宮本という明らかに陽の人間をコーチに加えたことで、陽は増す。

野球界であげれば、長嶋・原・元木・宮本・中畑・仰木・ボビーバレンタインなんかが明らかな陽で、亡くなった方もおられるが、見るだけで楽しい。
逆は、落合・伊良部・野茂など、野球選手としては一流で、僕も嫌いではないが、陰であり、面白くはない。職人として人を惹きつけても、陽気さで人を惹きつけている訳ではない。
野茂が大阪人で、伊良部が沖縄であることを考えて、日照理論には比例しないが、そういう陰の人間も西国南国にも時にはいるであろう。逆に中畑は東北だし。
もしかしたら落合・野茂は、朴訥としていて面白い人なのかもしれないし。

陰のフランス人代表として、マクロン大統領の演説動画から、彼の陰気を感じ取ってほしい。フランス語が分かる分からないの問題ではなく、陰陽は嗅ぎ分けられるはずだ。
聴衆含めて陰陰陰。グレーがかっている。だいたいフランス人はこんな感じで、これが彼らの本質。

幸いなことに日本社会には、どんな共同体にも、ひょうきんな奴や、三枚目や陽気な人間がいて、空間を和ませ、笑いを生むのに際し、フランス社会では、笑いを生む人間がいないから、これが、全体を陰に落とし込む原因の一つである。

あと、日本人は仏頂面でも、いじったり、酒を飲めば面白く変化する人間が多いが、フランス人はそういうことはない。
変な自尊心が高い人間が多いから、自虐の笑いもなければ、いじったら本当の喧嘩になる。
あとは、あの人は私を傷つけたとかなんとか言って、関係性が終わってしまう。

酒を飲んでも面白くないというのは結構致命的である。

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